メニエル症候群とメニエル病の違いとはなんでしょうか。
今まで、少しあいまいに書いてきたかもしれないので、少し整理しておきましょう。

「メニエル病」は内耳を満たしている内リンパ液が過剰になって、水腫となったことが原因となって起こる病気だと言われています。
その症状としては、目まい、耳鳴り、偏頭痛のいづれか、又はそれらが同時に起こる事もあります。
それに対して「メニエル症候群」と言うのは、 メニエル病にみられるようなリンパ内水腫のような状態が確認されない、 また他に検査をしても全く異常がないと病院や耳鼻科医院で診察を受けたにも関わらず、目まい、耳鳴り、偏頭痛という症状が現れることを指します。

つまりメニエル病の症状が見られるのに、メニエル病の原因が見当たらない場合に「メニエル症候群」と診断されるということになります。
(※ メニエル症候群というのは俗称なので、正式な病名ではありません。)
このようにメニエル症候群とメニエル病には違いがあります。

ただし、その症状はほとんど同じなので、対処法や治療法についての違いはあまりありません。
メニエル症候群は原因不明なので、症状を緩和する対処療法が中心になります。
原因が見つかればメニエル症候群ではなくなって、メニエル病か他の病気ということになります。
根本治療がない以上、症状に対する対処療法と症状が出ないようにする予防療法が大切です。
医者の指導に従って、症状との付き合い方を学ぶことで随分と気が楽になると思いますよ。